消費税が8%になった時もうんざりでしたが、
ながらく延期していた10%へついに決定しました。
これまでの経緯をざっくりと、そして今回の10%について
まとめています。
消費税10%の決定はいつされた?
消費税が10%になることは実はずいぶん前に決まっていました。
2012年8月に消費税率を14年4月に5%から8%へ、
2015年10月に10%へと引き上げる関連法が成立していました。
しかし、選挙の度に景気低迷などがあって
延期されてきました。
2015年3月に10%への引き上げが2017年4月に延期
とする税制改正関連法が成立
↓
2016年11月 10%への引き上げが2019年10月に再延期する
税制改正関連法が成立
となっていました。
何度も延期をしてきましたが、
ついに安倍首相が増税を実施するとして臨時閣議を開いて
決定されました。
消費税10%になるのは2019年10月1日です。
消費税はいつから始まった?
今ではすっかりなじんでいる消費税ですが、
私が子供の時にはありませんでした。
消費税が導入されて、買い物するたびに
なんだか損をしているような気がしたし、
支払う金額を計算するのも面倒になったと感じたのを
覚えています。
そんな消費税ですが、いつから始まったのか?
それは1989年(昭和63年)4月です。
当時の内閣総理大臣、竹下登内閣の1988年12月に
消費税法ができ、翌年の4月からすぐに始まったんです。
法律ができてから実際に始まるまで実に早かったです。
当時は3%でした。
たった3%でも、ずいぶん余計に支払うようになったと
感じたものです。
消費税が5%になったのはいつ?
消費税が5%になったのは1994年(平成6年)11月に
村山富市首相の時に5%になる税制改正関連法が成立しました。
それから3年後の1997年(平成9年)4月、
橋本龍太郎首相の時に5%になりました。
消費税が8%になったのはいつ?
2012年(平成24年)6月に野田佳彦首相が
2014年(平成26年)に8%、
2015年(平成27年)に10%へ引き上げるという法案をだし、
2014年(平成26年)4月に安倍晋三首相が8%に引き上げました。
10%への引き上げも実はずっと以前に決まってたんですよね。
ただ、延期を繰り返してきただけで、
決定はしていなかったけど、10%への引き上げの法案が出た時点で、
減税になるなんてありえなかったんですよね。
赤字国家と言われてますし。
国民みんな、増税は嫌だけど、そうしないと国のお金がたりないことも
分かっているからしぶしぶ納得、といったところでしょうか?
消費税の増税と選挙はなんだかすごく絡んでいて、
首相が短命になってすぐに変わるようになったのは
消費税が導入されてからのような気がします。
それだけ、国民に影響力のある政策ってことですよね。
なにしろ生活に密着してますから。